こんにちは。
福井県敦賀市 イワイガラスの5代目 岩井達也です。
なかなかリフォーム記事の投稿ができておりませんが、年が明けてからはガラス工事の現場を進めておりました。
この後もガラス工事の現場が決まっていますが、こういう仕事だとなかなか紹介できることがありません(^^;;
んで、話は変わりますが最近イワイガラスのホームページへのアクセス解析の方法をちょっと変えてみまして。
このブログはWordPressで書いてるんですが、
Ptengineという解析プラグインを紹介してもらいました。
まだイマイチわからないまま眺めている程度ですが、これのいい所を1つ見つけまして、どんな検索をしてこのホームページに来てくれたのかがわかるんです。
「落雪に耐える囲い」というの検索でイワイのページに来ていただいた方がいらっしゃるじゃないですか!
今日はこの検索をして来てくださったあなたに向けてのブログです♡笑
囲い商品の落雪の被害
囲い商品というと一般的にこのようなポリカ屋根(ガラスと違い軟らかい材質で透明度も高いもの)のものをイメージされるかと思います。
これ、積雪荷重100cmに耐える商品はあるんですが建物の屋根から落ちてくる雪には耐えれないんですね。
固まった雪が落ちてくるとポリカを支える骨組みの力では耐えられず、ポリカ板が抜け落ちてしますんです。
原則としてメーカーは落雪の可能性があるところにこのような商品を取り付けることを認めていません。
当然我々もお客様からこのような場所へのテラス取り付けを頼まれた場合、
理由を説明してお断りさせていただいております。
落雪箇所に付けれるテラス屋根や囲いは無いのか
現状、落雪箇所に取付できるものはありません。
ただ、ポリカ屋根のものより強い製品があるのでこちらを紹介することはあります。
ポリカではなく、カーポートで使うようなスチール折板型の屋根になっています。
このジーテラスは北陸限定商品だったはずです。
ジーテラスは150cmの積雪荷重に耐えれるようになっています。
写真のように囲うことも出来ますし、スチール折板の間に透明のポリカ折板を入れることもできますので明かりを入れることも可能です。
イワイでも数件取り付けたことがあり、過去の施工実績に上げています。
社長のパトロール Gテラスneoとその囲い(2012年10月14日)
実は岩井家にもついてます。
でもこれもメーカーとしては落雪箇所への設置は認めていない
建物の屋根雪が直接落ちる場所には、取り付けないでください。
これはカタログに明記されています。
先ほどリンクで貼った施工実績のページにも“(ポリカ屋根と比べて)落雪に強い”という書き方をしています。
当然、お客様には本来はメーカーとしては認めていないことを説明させていただいての施工になります。
ちなみに岩井家についているこの屋根。
落雪があるととてもすごい音がします(ー ー;)
それ以外は不具合ないんですけどね~。
取り付けてもう10年以上ですが、折れたりへこんだりっていうことはありません。
結論
お客様にとってもメーカーとしても我々としても、落雪箇所には間違いなくこちらをどうぞ!というものは今のところ無いということです。
ですがどうしても落雪箇所にテラス屋根や囲いが必要な時には上記の点を十分ご理解いただき、躯体の状況が十分に落雪負荷に耐えられると判断したときはこちらを紹介させていただきます。