費用が掛かる上によくダメになるドアの部品。フロアヒンジについて。

前回のブログ冒頭で書いた母校・敦賀高校の選抜高校野球21世紀枠の件ですが、残念ながら選出とはなりませんでした。残念ですが夏に期待ですねー!!

こんにちは。福井県敦賀市 イワイガラスの5代目 岩井達也です。

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ドアクローザーとフロアヒンジ

ここ数日でドアクローザーとフロアヒンジの調査依頼が続いたので、本日のブログの材料と相成りました。ドアをゆっくり閉めてくれる装置って大きく分けて2つあるのご存知ですか?

こんなふうにドアの上についているのがドアクローザー。特徴としては、
・片方向にしか開閉できないドア(丁番で開くドア)に付く。
・油圧で動いている
・商品代でだいたい10,000~15,000円程度が多い
・取替カンタン。

んで、もう1つがこちら。

こんな感じでドアの足元にギンギラギンな蓋が付いたの見たことないですか?
無いよね。建築関係の人じゃなかったらこんなとこ見ないよね。でもよくあるんですよ。これがフロアヒンジ

この部品の特徴としては、
・内側にも外側にも(押しても引いても)開くドアについている。
・ドアの吊元の床の下に埋まっている。
・油圧で動いている。
・製品代で25,000~45,000円と振れ幅が結構ある。これ以上の物もある。
・傷み方がひどいと、取替がけっこう大変。

このギンギラギンを開けるとこんな感じ。

こんな感じでいかつい装置が入っています。

このフロアヒンジという装置、不具合が出たらまずこんなきれいな状態で入っていることはありません。見ての通り金属製。鉄の塊が足元より下にあるわけですから、雨や掃除した時の水が入って錆びてしまいます。

こんなんだったらかなり軽傷。「あー!よかったですね!簡単に取替済みますよ!!」ってお客さんに言う所です。

ちなみにこの間取り換えたものはこれぐらい錆びてました。

蓋あけてこんなんだと、「おぅ・・・。」ってなります。
こうなって箱と装置の境界線がわからないくらい錆びて、ボロボロになってくると箱から入れ替える必要がでてきます。

箱を取り替えるのが結構大変で、この箱はタイルの下のコンクリートに溶接されて、しっかりコンクリートで覆われています。箱から変えるには、タイルを切ってコンクリをハツリ取る必要が出てくるわけです。

こう見るとフロアヒンジってあまりメリットないですよね。不特定多数の人が出入りするような所以外ではあまり必要性を感じません。過去にはフロアヒンジを何回も変えるくらいなら、丁番型のドアに変えてほしいと依頼をいただいたこともあります。

ネットでも販売されていますが、なかなか素人では取替がむずかしいフロアヒンジ。

・雨がよくかかる場所にある
・どうしても掃除をする時に水をかける位置にある
・使い勝手を考えても片方に開くドアで大丈夫

という時には、上記のブログのように丁番型のドアに変えて、ドアクローザーで対応できるようにしたほうが、長い目で見たときに費用は少なくて済むかもしれませんねー。

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