高校時代、大学時代と犬コロのように遊んだ友人から電話があり、「何とかしてえなー・・・。」と頼まれたのがきっかけです。
その内容は、ヤマトタカハシさんの昆布館の一角に、稲荷さんを祀ってあるお社があります。そのお社を包むかのように建てられた鞘堂の外壁や屋根が傷んでいる部分の修繕と、その前にある鳥居の取替えを含む工事でした。
神様に関わる仕事でしたので、自分としても大変心配で、気比神宮にお伺いして福本宮司様に相談させていただきました。「工事にかかる前、工事終了後、しっかりお祓いをさせていただきますので、安心して下さい。」というお声がけをいただきまして、力いっぱい仕事をさせていただきました。
大工工事は親戚の家高大工さんにお願いしまして、立派な鳥居を造って頂きました。
いつもは冗談ばかりの楽しい人ですが、後で聞いたところによると、関東で仕事をしていた若い時に親方に言われていくつかの鳥居を造った経験があるそうです。
そんなこんなで、何とか無事に仕事を終了することができました。神様のもとでの仕事でしたので、緊張しましたが、神様のお導きか、いろんな人達にご協力いただいて、事故なく無事に終えることができたことを大変うれしく思っています。
工事にかかる前の現場調査です。鞘堂入口にいるのが、家高大工さんです。
鞘堂の改修が終わり、鳥居を建てているところです。
鳥居の木材は防腐処理がしてあります。その上にした処理として白色の塗装をしました。気比神宮のように漆塗りではないですが。なかなか白い鳥居は見られないので、記念に1枚。
完成後の写真です。「青木大明神」と書いた提燈と鈴の緒は新調しました。この正面の鳥居にはこの投稿を見るであろう〇垣看板さんが「奉献 高橋一夫」と書いてくれる予定です。
「早よしてよ。」梅〇さん・・・・。