アルミ製品に消毒液が付かないように注意してください。

最近、社長がマメにブログを書いているのをご存知でしょうか?昨年は更新ゼロに終わってしまいましたが、この5月だけで4つ書いています。

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こんにちは。福井県敦賀市 イワイガラスの5代目 岩井達也です。

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手指消毒液と相性が悪いアルミ

僕もこのブログを書いている1日前に知ったばかりの事なんですが、コロナ禍になり皆さんがよく使うようになった手指消毒液と、玄関や窓で使われているアルミは相性が悪いようです。

写真は敦賀市内の某保育園。1枚目の写真にドアの隣に手指消毒液が設置されているのがわかると思います。2枚目の写真では茶色いアルミのパネルに白い跡がついているのがわかると思います。

園長先生から、多分消毒液の影響かと思うんですが・・・コレって取れますか?とご相談をいただき、調べる時間をもらいました。

調べてすぐ辿り着いたのが、三協アルミさんが出されているこの資料。

要約すると、消毒液を拭き取らずに長時間置いてしまうと、白錆が発生してしまい、そうなると元には戻せない、とのこと。

僕もこのことは知らなくて、びっくりしました。すぐにTwitterでも書いてみましたが、同業者さんでも知らなかったという方の方が多かったです。今日こちらの保育園には事情を説明しに行ってきました。

さらに調べると、他の事例では、不特定多数が出入りする扉を毎日消毒液をつけたタオルで除菌していた扉で白錆が発生してしまったということがあったようです。

玄関などの扉は簡単に部分的な手直しできない

玄関ドアなどの扉で使われている表面の面材は、簡単に取り替えができるものではありません。ガラスやハンドルは取替えできるよう作成されていますが、他の部分はそうでは無いのです。

枠なんかは特にそう。枠を取り替えようと思うと、外壁を壊さないと枠は出てこないようになっているのが通常の納まりです。

アルミの製品には消毒液をかけないこと。やむを得ず消毒をする際は、成分を確認して、乾いたタオルなどでしっかり拭き取るように注意してください。

こちらの保育園のように消毒液を設置して扉を触る直前に手指消毒をする場合は、揮発するまで手を擦ってから触るように注意してくださいね。

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