ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、イワイガラスにはカニンヘンダックスという犬種の犬がいます。
イワイガラスの副社長 チョコです。僕が大学へ行った年にうちにきました。基本的に社長にべったり。社長がいないくて僕が事務所にいると、こうして膝の上に乗せろと言ってきます。
2月で14歳。なかなかのご長寿犬です。
こんにちは。福井県敦賀市 イワイガラスの5代目 岩井達也です。
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今日は健康な家づくりブログ第3話です。
亡くなる人は冬に増加して夏は減少する
前回の健康な家づくりブログで、国内の死亡者は交通事故で亡くなる人の数より、家の中で亡くなる人の数の方が多いと書きました。また、家の中で亡くなる人の全てがヒートショックではない、というふうに書きましたが、日本では冬に亡くなる人が増加します。
こちらは月別に見た死亡確率のグラフです。
ほとんどの死亡原因で冬の割合が高くなり、夏は逆に低くなっているのがわかります。特に1月、12月の割合は非常に高いですね。
また、こちらは東京都の入浴中の事故死の推移。
上のグラフと同じようにV字型になっています。このグラフを見るとやはり冬場のヒートショックによる影響が大きいんだなって思いますよね。
この2つのグラフから、死亡する1つの要因として冬の環境が影響していることは明らかだと思います。このように冬に死亡率が増加し、夏に減少するという結果は日本でも欧米でも変わりません。
このように聞くと『日本より寒い国や地域はもっと差が激しいんだろうな、大変だな』って思いませんか?ところが、カナダやスウェーデンのような寒い国のほうが冬の死亡率の増加は少なく、スペインやイタリアのような暖かい国ほど冬の増加の割合が増えます。
この結果は国内でも同じことが言えます。
入浴中に心配停止状態におちいった割合が多い県はどこでしょうか?
日本の都道府県で入浴中に心配停止になる(CPAというそうです)数が多い県はどこでしょう。前段の最後の一文から意外なところが出てくるというオチが見え見えですが、こちらは平成26年に発表されている1万人あたりのCPAの件数のグラフです。
意外な結果ではないでしょうか?四国の香川県がもっとも多く、少ない方トップ5には北海道、青森県がランクインします。この北海道、青森県は断熱地域区分(後日説明します)では1地域と2地域。比較的あたたかいとされる5地域、6地域が上位にたくさんあがっているのがわかります。
国内外ともになぜこのような結果になるのか。ピンとくる人もいるかもしれませんが、寒さの厳しい地域では寒さに対する備えをしっかりした家づくりをしているからです。北海道から東京へ出てきて、東京は寒くて大変だ!っていうのが、こちらのYAHOO!知恵袋に出ています。
このように、冬の環境が身体にもたらす影響は、家づくりで解決できるということがわかります。ではなぜ、日本のあたたかいと言われる地域では今まで冬の寒さに備えた家づくりではなかったのか。それについては次回書いていこうと思います。