昨日アルプラザ前の元土森電器さんの店舗に昔の大黒町の神輿と白銀町の神輿を飾り神輿として展示しました。
大黒町の神輿は8月29日の日曜日に敦賀博物館に展示してあった物を数年ぶりに出してきたものですし、白銀町の神輿は会館に飾ってあった物を表通りまで出してきたという感じです。
今回調べてみて驚いたのは大黒の神輿は明治時代に大阪で作られた物に対して
白銀の神輿は嘉永5年(1852年)に京都で作られた物でした。
(なんとぺりーの黒船が日本に来たのはその翌年です。)
毎年担ぐことなく飾り神輿として祭りの数日だけ表に出ていたお神輿は158年も前に作られたものでした。
今では敦賀の駅前という恵まれた場所の町内である白銀町も昔は田んぼばかりの町内で北津内と呼ばれていたそうです。
駅が現在の地になって町内は発展してきたものの財政的にはまだ発展途上だったので、
裕福なよその町内が気比さん祭りに合わせて神輿を新調した時に古い神輿を貰い受けて現在に至り、市内で最も古い神輿になったようです。
写真手前が大黒町の神輿、奥が白銀町の神輿です。
5日までアルプラザ前の元土森電器さんの店舗後に展示してあります。是非ご覧ください。