住環境と健康改善について

こんにちは。

数年前から花粉症になりました。

福井県敦賀市 イワイガラスの5代目  岩井達也です。

昨日から目がかゆく、たまらず現場から事務所へ買える途中で薬局へ目薬を買いにいきました。

さて、本日も断熱性能の高い家はいいところがいっぱいですよ、というお話を。

前回は断熱性能の高い家に住むとヒートショックになりにくくなり、高血圧の方の改善につながるということを書きました。

その他にも健康改善の効果が近畿大学建築学部の岩前篤教授の研究により明らかとなっています。

これは2万6,000世帯という膨大な量のアンケートによるデータです。

縦軸は改善率を表し「転居後に症状が出なくなった人/転居前に症状があった人」。横軸は断熱グレードになります。断熱グレードは

グレード3:アルミサッシ+シングルガラス

グレード4:アルミサッシ+ペアガラス

グレード5:樹脂サッシ+ペアガラス

となります。

気管支喘息や手足の冷えなどは大きな改善となっていますね!

このグレード5というのは次世代省エネ基準(平成11年の基準)より上のトップランナー基準相当になります。

また、暖かい家に住んだ方が一人当たりの年間医療費も1万円程度削減につながるというデータもでているようです。

新築をご検討の際、リフォームをご検討の際は断熱性能、気密性能をしっかりと高めていただいて、健康改善につなげましょう。

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