今朝の福井新聞に断熱と健康に関する記事が

こんにちは。

福井県敦賀市 イワイガラスの5代目  岩井達也です。

今朝イワイガラスのFacebookページにも書きましたが、今日の福井新聞にこのような記事が掲載されていました。

2月2日の福井新聞

東京都健康長寿医療センター研究所などのチームがデータをまとめたもの。

以下一部抜粋します。

60~70代の男女計30人が、断熱性能に差をつけた3種類の部屋に1泊し、室内の温度環境や、参加者の24時間血圧や脈拍の変化を調べた。平均年齢は68.8歳。

窓ガラスを服装ガラスに取替えたり、壁に断熱材を入れたりするなどもっとも断熱性と機密性を高めた部屋は、暖寝る性能を高めず、外に空気が逃げやすい状態だった部屋と比らべ居間の床表面温度が3度程度高かった。

日中を中心とした活動時間帯の最高血圧は、最も断熱性が高い部屋で過ごした場合、最も断熱性が低い部屋より平均3.1ミリHg低かった。

最近こうして断熱性能と健康との関係が深いということをこうして新聞やインターネットでよく見るようになりました。

この記事のようにわかりやすい実際のデータもでてきているんですね。

記事にもありますが、高齢になると寒さによる刺激に弱くなり、血管の収縮による血圧上昇を招きやすくなります。

エアコンやストーブで暖かいリビングから冷え切った脱衣場で服を脱いで、さらに寒い浴室に入って40℃近いお湯に浸かって・・・。これらはかなり体に負担をかけているんですね。

寒いと感じることもストレスだったりします。

やはり家を新築するときは高断熱・高気密住宅にしたいものですし、リフォームの際も見た目や設備機器だけではなくトイレや浴室、脱衣場などの断熱性能も向上させておきたいですね。

浴室の断熱改修はユニットバスを入替えるときに断熱材の重鎮などが必要になります。

T様邸 ZEH工事のときの浴室部分の断熱工事途中の写真です。
土間に50mmの断熱材、壁はスーパーウォールパネルで65mmの断熱材が入っています。

トイレや脱衣場なんかは今の壁や床の上から施工できるココエコリフォームがお勧めです。

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新築やリフォームはデザインも大切ですが、このような後から目に見えにくい部分にも配慮していきたいですね。

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