友達の電話からヒートショックについて考える

こんにちは。

福井県敦賀市 イワイガラスの5代目  岩井達也です。

すっかり涼しい季節に・・・というかあっというまに肌寒いと感じる季節になりましたね。

やれ断熱だ、やれゼロエネだとブログで書くくせに5代目の住んでる家は季節の変わり目がはっきり肌で伝わる家でございます(´Д` )

と、いうわけで今日は断熱、ゼロエネに関する内容です。

家を新築予定という友達から電話がありました。

「がんちゃん!がんちゃんがブログで書いとるZEHとかパッシブハウスってどういうこと?」

5代目、学生時代はがんちゃんと呼ばれていました。久しぶりに呼ばれましたね~。と、いうことは敦賀在住の方ではございません(笑)

少し難しい言葉も使いましたが、ある程度理解をしてもらえた様子。でもその後、

「いま話をしとる工務店にがんちゃんのブログでこういうの見た!って言ったら金がかかるだけで大して変わりませんよ、そんな断熱された家に住んでたら冬に外出てヒートショックになりますよ、気密もそんな大差ありませんし息苦しいイメージありません?って言われて。」と言ってました。

あまりにもレベルの低い工務店だなと感じ、契約がまだということでしたので、相手を考え直すことを勧めました。

近くの工務店じゃないですし、名前も知らないとこですし、めでたく工務店を変えたと連絡がありましたのでブログネタにしております(笑)

赤字の部分は「じゃあお宅で建てる家は冬でも家の中なのに外と同じような寒さで、隙間風だらけということですか?」

って言い返したくなりますね。

ちょっとこのヒートショックの部分を友人に伝えたように掘り下げて説明しましょう。

まず、家全体が断熱性能の高い家にすんで外へ出たらヒートショックになるか?

当然NOですよね。

雪の積もった屋外に裸で出て行きゃそれはなる可能性ありますけども(笑)

じゃあヒートショックってそもそも何でしょう?

急激な温度の変化に体が反応して血圧が急変して脳卒中や心筋梗塞などを引き起こす という具合ですかね?

当然さむい冬に外へ出るときってあったかい格好しますよね。

なので急激な体の変化にはなりにくくなります。

ですが、おふろに入るときって裸になりますよね?

寒い脱衣室で裸になる→さらにさむい浴室に入る→熱いお風呂に入る→

寒い脱衣室に出る

着ているものがないから体でこの温度差に対応しようとするわけです。

そしてこのヒートショックで亡くなる方は交通事故で亡くなる方よりも多いということは以前にも書きました。

そしてヒートショックが原因と見られる心配停止(CPA)は寒いイメージの都道府県が多いというわけではありません。

だって全国的に日本の冬って寒いですよね。

「ヨーロッパに比べたら日本なんてあったかいですよ」

・・・いや、寒いもんは寒いよ!!

香川、和歌山って暖かいイメージありますけど

香川ってスキー場あるんですよ?

和歌山ってけっこう雪降るんですよ?(体験談)

大学の野球部時代、3月のキャンプは和歌山県有田市でした。

毎年10日間中1日は雪降ってました。

毎回思いました。雪降るところにキャンプって・・・( ゜д゜)

旅館のおっちゃんは優しくておもしろかったし、ごはんおいしかったし楽しい思い出もいっぱいですが、そこだけが納得できんとこでした(ー ー;)

話がそれましたが、日本で高気密・高断熱は必要ない、そんなもの贅沢だという考えはあまりにも古すぎます!

せっかく家を建てる、リフォームするなら当然経済的なこともしっかり考えた上で健康で幸せな生活ができる家にするべきです。

なんだか話がそれたり最後アツくなったり、そもそも長すぎるブログになってしまいましたが、こういうブログもまた書いていけたらと思います。

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